前回に次いで、ボランティアの声をもう一つご紹介させて頂きます。
侍・ウォリアーズの選手のみなさまへ
こんにちは、Japan Fiestaでボランティアをしていた古川忍です。試合前に行われたサンディエゴの日本庭園でのパーティーや練習場、そして試合当日にも皆様と何度かご一緒することがあったので、記憶の片隅にでも覚えていただけていたらうれしいです。
今回のJapan Fiestaでの日米親善試合は、私の6年間のアメリカ生活の中でも最も思い出深い出来事との一つとなりました。アメリカで生活していると、オリンピックやワールドカップでもなかなか日本人選手の映像がほとんど映らないために応援することができず、いつも歯がゆい思いをしてきました。でも、今回は違いました!!だって、侍・ウォリアーズがサンディエゴに来てくれたんです。しかも、日米親善試合ということで、日本人としては応援しないわけにはいけません! ここぞとばかりに大きい声で ”日本頑張れ!!!” “侍頑張れ!!”って 声がかれるまで応援しました。日本選手が良いプレーをする度に飛び上がって喜び、試合の流れが変わるたびに一喜一憂して、会場にいた日本人がこの試合を通じて一つになれたような気がしました。試合の結果は本当に残念でしたが、選手の皆さんが本場アメリカ人選手相手に、真っ正面からぶつかっていく姿や、タックルをかわして得点する姿をみて、日本人である誇りと勇気をもらいました。皆さんの勇姿はこれからサンディエゴの日本人の間でずっと語り継がれることでしょう。
実は、今回のイベント前に私はサンディエゴにある、日系スーパーなどでこのイベントのキャンペーンを手伝っていたのですが、ほとんどの人がアメリカンフットボールは知っていても、アリーナフットボールというスポーツ自体を知らなかったんです。それでも日本人が出る試合ならばといって、またはただの興味本位で試合に来た人々も試合後にはみんな興奮気味に“おもしろかった!””また、試合があったらぜったいに見たいです!!“と口をそろえて言っていました。私自身もアリーナフットボールがこんなにも面白いスポーツだなんて知りませんでした。
侍・ウォリアーズのみなさま今回は本当に素敵な時間をありがとうございました。またぜひ、日米親善試合がサンディエゴで行われること、また今度はアメリカのプロチームを倒してくれることを楽しみにしています。また、サンディエゴで会いましょうね。
Japan Fiestaボランティア
古川忍